著者
壁谷 彰慶
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.244, pp.21-26, 2008-10-10

Googleが提供した高機能な検索エンジンは、インターネットの利用法を根本から変えるほど多大なインパクトを世間に与えている。しかし、この企業の情報の扱い方に対して、たびたび良識を欠いているとの非難がされることがある。Googleが非常に優れた技術集団であることは疑い得ないが、倫理的な問題についての配慮が欠如しているのも事実である。そこで、じっさいにGoogleが行った「検閲」の事例を参考に、「検索エンジンにおける検閲」のあり方について、「検索」と「検閲」の関係とともに考察する。結語として、この企業が作業ポリシーを確立し、それを明示することの必要性を述べる。
著者
山本 太郎 千葉 直子 植田 広樹 高橋 克巳 平田 真一 小笠原 盛浩 関谷 直也 中村 功 橋元 良明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.124, pp.41-47, 2011-07-05

我々はインターネットの利用における安心について研究を行っている.初期グループインタビューの結果により,我々は「安心」そのものではなく,より認識し易い「不安」にまずは着目することとし,不安発生モデル仮説を立てた上で,東京都における訪問留置方式による質問紙調査,10ヵ国における国際電話比較調査,在日外国人グループインタビューを実施してきた.また,具体的なネットサービスに関するWebアンケート調査についても実施・分析中である.本論文では,これまでの取り組みのまとめとして,それらの概要について紹介する.
著者
臼井 幸弘 高橋 寛幸 吉開 範章
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.505, pp.19-24, 2002-12-06
参考文献数
5
被引用文献数
11

ネットワーク上でのコミュニティ活動を活性化する上で、信頼形成のための評判システムが重要であることを示す。そして、ネットコミュニティの中でも信頼形成が重要となるネットオークションについて、評判システムを組み込んだ実験結果を示す。まず、ネットコミュニティの形成・運用のための要件を挙げ、それに必要となる、コミュニティが持つべき機能をまとめ、信頼形成が重要であることを示す。そして、ネットオークションに、信頼形成の手段として評判システムを取り入れた実験で、評判システムがある場合とない場合での比較を行い、取引商品価値の変動等から、評判システムが市場の活性化に効果を持つことを示す。
著者
山本 太郎 千葉 直子 間形 文彦 高橋 克巳 関谷 直也 中村 功 小笠原 盛浩 橋元 良明
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.231, pp.25-30, 2010-10-08
被引用文献数
4

我々は,インターネットにおける安心の研究の一環として,東京23区在住者500名を対象として,インターネット利用時の不安をテーマとした,訪問留置方式により質問紙調査を実施した.本論文では,その調査及び我々の研究の概要を述べるとともに,調査結果から得られたCGM利用者と非利用者の傾向の違いについて述べる.一例を挙げると,CGM利用者であるかどうかと個人情報書き込み等の不安の大きさとの間に有意な相関が見られ,CGM非利用者の方がより強く不安を感じていることが判明した.